2007年4月11日水曜日

コインの裏と表のように

アメリカの金融制裁解除がようやく実行され、北朝鮮の資金源が回復した。
これにて、1次交渉の条件がそろい、あとは北朝鮮が約束を履行することだけが問題のように見られている。この記事は、新聞やニュースでかなり取り上げられている。

それに対して、アメリカがエクアドルに対しての北朝鮮による武器輸出を黙認していたという記事は10分の1にも満たない報道量だと思う。

どちらも大事なことであるが、後者のニュースには、アメリカの「ご都合主義」がうまく映し出されていたように思う。信憑性が低く、可能性に過ぎないから現段階の記事では小さいサイズだったのかもしれないが、仮に真実だとすれば、こんなに自分勝手な国は無いだろう。

アメリカは、よく子供の頃にいた理不尽のかたまりの「お山の大将」と変わらないのかもしれないと思わされた。

ただこの金融制裁解除といい、エクアドルへの武器輸出黙認といい、両方ともに
北朝鮮に対してメリットのあることを提供しているだけだ。

アメリカのメリットとは何か。
我思うに、「仮想敵国」として、北朝鮮を残しておくことがアメリカの切り札である「戦争」というカードを使うのに効率が良いことではないだろうかと考える。

というのは、過去の歴史を紐解いてみても、アメリカの経済情勢が悪くなったときに、最後の切り札として機能してきた背景からの推察である。

アメリカはいつまで「戦争」というジョーカーを捨てずにいるのか。
大いに関心が集まるところである。

願わくば、「戦争」の代わりに「環境」というカードを積極的に使うようになってほしいものだ。

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