株主総会にて、ブルドックソースの毒薬条項が承認された。
経営陣からすれば、自分たちの姿勢が認められたということになるのかもしれないが、
果たして株主の目的は、経営を守ることにあったのか?それとも株価を維持することにあったのか?
はたまた外資いじめか?疑問が残る。
1つ目として、ブルドックの行為は株主平等原則に反する行為である。
特定の株主を目の敵にしての毒薬条項だからそう考える。
2つ目、ブルドックソースをファンドに守れるのかということだったが、スティールは一言も経営権を支配下に抑えるとは言っていない。
買収防衛策の視点をここに持ってくるとすれば、外資嫌いだといわれても仕方ない。
3つ目、それではスティールの行為を援助するかといえば、そんなことはない。
考えられる策として、株主利益向上のためといい、短期で売り逃げを図る可能性が高いからだ。
短期で売り抜けを図られた場合、企業の余剰資産が減少し、ブルドックから見れば、資産を余計に減らすだけでメリットは存在しない。(現状安定企業であり、市場を実質寡占しているという意味で言えば余剰に資産を持っているかもしれないので、1億払っても十分財務体質が健全だといえるかもしれないが・・・)
まあそんなこんなで思いのたけを述べたが、これから始まる法廷闘争が非常に楽しみである。
この判決によっては、日本市場がファンドから見放される可能性もなくはないだろうし、
日本企業によるM&Aが多くなってきていることへも影響を与えるであろうからだ。
昨今、企業同士が株式の持合を強めていると感じる。一昔前の護送船団方式へと
シフトしているのではないか?そんなことさえ思う。
ここで、安定性を求めることが日本を鎖国状態へと陥らせないことを祈る。
車業界が部分会社と提携しつつ、株式持合いを強め、製造工程の一体化を図っていることは
価値があると思ってみている。
他の業界も同様の方策を導入するのはよいと思うが、間違っても国内市場のみに囚われた企業連合体へとならないようにしていただきたい。
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